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手の先天異常やばね指でお悩みの方へ 荻原利彦からの挨拶

 私、本年3月に山形大学医学部整形外科講座の教授を退任いたし、6月1日より整形外科札幌北新東病院に赴任いたしました。山形大学にはほぼ15年間勤めましたが、その前は、札幌医大と北大の整形外科で上肢の診療を行っていましたので、暫くぶりの札幌での診療と言うことになります。時が過ぎるのは速いもので、北新東病院で診療を始めてから既に5ヵ月が経ちました。病院のシステムにも慣れて、仲間の医師や院内の職種の違う仲間に支えられ、落ち着いて診療ができる環境が与えられております。私が専門にしてきたのは、上肢の外科ですが、とりわけ、手の先天異常、手と肘の痛みやしびれを引き起こす疾患 (絞扼性末梢神経障害)を得意としております。全ての疾患が治るわけではありませんし、治せる訳けでもありませんが、症状を楽にして、困っていることを最小にするように頑張りたいと思っております。
 さて、赴任してから5ヵ月間、ホームページの“手肘の疾患コーナー”が準備中になっており、ここを開かれた皆様にはご迷惑をおかけしました。やっと、手・肘の先天異常の疾患と私自身が行っている治療の概略を記載することができるようになりました。患者さんの写真を用いない積もりで原稿を書き始めましたが、より良く理解していただくためには図が必須と思うようになりました。希な疾患で患者さん個人が特定できる図は省きました。その他の図は、なるべく古い写真で個人が特定できない写真を用いて、その写真をモノクロ2階調に変換して、誤差拡散法という方法で処理しました。その分、図が不鮮明になりましたが、病気を理解していただくのには十分であると考えております。他の疾患についても“手肘の疾患コーナー”に徐々に加えていく予定です。よろしくお願いいたします。

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